「東京の故郷 同学舎」のエピソード アラカルト

~同学舎卒業生の結婚式では、必ず「同学舎は私の東京の故郷です」と
映像やエピソードが紹介される。切磋琢磨の日々やエピソードを紹介しよう~

 
海外研修旅行(4年間に一人一回10万円を奨学会が補助)

★T.N.(東京大学教養学部)は高校時代に国際物理オリンピックで銅賞を受賞。同学舎時代
も物理学を駆使して微生物(大腸菌等)が示す可塑的生命現象の原理研究に取り組み、同学

★K.K.(東京大学惑星環境学科)は古気候・古海洋学で地球の過去・現在・未来の気候変動研
究に取り組み、学術調査船で喜界島・マリアナ諸島・北西オーストラリア海洋で調査活動を行っ
た。大学のゼミ合宿で得意のダイビングを楽しんだ。

★R.T.(早稲田大学東洋史学科)は新入生の夏休、モンゴルの大草原を長躯してから毎夏シル
クロードを西へ進み、タクラマカン砂漠を超えて、外国人が足を踏み入れない屋台村で現地食
を楽しみ、最後の年はパレスティナ国境まで出かけた。卒業後は国際的な農機具メーカーでア
ジア・アフリカ・中近東を舞台に活躍している。

★M.K.(中央大学法学部)は私立大学連合の地方自治法研究会の議長を務める一方、エジプト
のピラミット大掃除ボランティア等海外経験を積み、現在は人材スカウト企業の若手部長とし
て、国内はもちろん東南アジアから多くの技術者や技能者をスカウトして、日本の企業に送り
込んでいる。

★K.H.(早稲田大学法学部)は、憲法の本来あるべき姿を追求し明治憲法がドイツ・プロイセ
ン憲法を基に立憲君主制を導入したことや、戦後の日本国憲法も間接的にはフランス革命で確
立された権利意識の影響を受けたとして、欧州で憲法の原点を研修旅行した。

 

国内研修旅行(毎秋一人2万円を奨学会が補助して全舎生が参加)

★多くの舎生やOBが世界各地に飛び出していく同学舎では、世界に出てゆく前に、主張すべき
自分の考えをしっかり持ち、訴えるべき自己を確立することが大事で、それには、故郷や自分
の国のことを十分に知ることが是非とも必要だと考え、国内研修旅行を実施。