奨学金
1.奨学貸与金制度
希望者から提出された申請書をもとに選考を行い、1ヶ月当たり一人3万円、4
万円、または5万円(金額は本人の申請による)を貸与します。
申請は、入舎時に親と連帯保証人(親以外の方)の保証書を添えて申込めば5月
中旬には決裁して、入舎初年度の4月に遡って貸与します。貸与金は原則無利子
です。
2.奨学金の利用
奨学金は、大学での勉学の資金に資するために貸与するものです。舎生の中にも
大学または日本学生支援機構などから2重3重に借りる人がいます。借りる時は
一見楽なようですが、社会人一年生からの返済を充分考慮して借りて下さい。事
前に親御さんと相談してもらうために、同学舎では必ず申し込み時に親御さんと
連帯保証人の保証を頂いております。
3.大学院進学で貸与金の返還が遅れることへの配慮
大学院に進学して勉学を続ける人のために、一年毎に大学院在学証明書を添付し
一定の申請手続きを行えば、一年単位で返済を猶予することがあります。
4.奨学金の返済
返済は、卒業後1年据え置きで、2年目から10年の割賦返済(毎年6月と11
月の2回に分けて返還請求します)。これまでの奨学金貸与者で、奨学金貸与金
を踏み倒した人は一人もいません。以下、返済時のエピソードを紹介します。
(1)今まで卒業後2年目の最初の返済期に1回で全額返済した人が
1人だけいます。大手重工業に就職した人が最初のボーナスで
一括返済しました。
(2)ある国立大学を卒業して、「超」といっていいほどの一流の金融機関に
就職してよく暑中見舞や年賀状を寄こした人で、前回の金融危機で
勤務先が大型倒産し、帰郷して地元企業に勤務しながらも、一切滞る
ことなくしっかり返済した人もいました。
(3)以前踏み倒しに近い人が1人だけいました。その件では、顧問弁護士が
規定に従って、7.5%の金利を付した内容証明付請求書を送達して、
全額一挙に返済を求めて解決しました。
入舎費:50,000円(入舎時のみ)
生活費
舎費:1か月50,000円(朝夕2食)
通信費:別途通信費(1,000円程度/月 半年に1回の徴収)
電気料:個人別メーターにより支払い
舎生活動費:2,000円/月