同学舎百周年記念宣誓文(全文)

氾濫する情報と急激な変革により混迷を深める現代において、確たる己を築き

信ずる道に向かって邁進することを通して、郷土を背負い日本ひいては世界の

発展・平和の実現に貢献しうる人材となるために、我々同学舎生は以下のことを

念頭において希望と抱負に満ちた共同生活を営むことを宣誓する。

 

一、我々舎生は、各々が個性・特質を持つ一人間である。己の専門とする分野を

究めようとすることは勿論のこと、共同生活を通じて他の個性・特質に鑑み、

己の見識に囚われぬ真理探究の姿勢を貫くことを誓う。

 

一、同学舎には共同生活と自己責任あり。共同生活を通じて礼節と協調を学び、

自己責任のもと自らを律し行動することで、社会を担う人材としての素質を

養うことを誓う。

 

一、同学舎は、薩摩の魂を受け継ぐ同学の場である。舎の理念と伝統を築き上げて

きた先達を敬い、その支えに報恩を尽くし、これを後の世代に伝える一翼を担う

ことを誓う。

 

平成17年10月15日 公益財団法人鹿児島奨学会同学舎 舎生一同

 

 

 

 

創立110周年記念式典

平成27年10月17日、東京四谷スクワール麹町に於いて

「公益財団法人鹿児島奨学会同学舎創立110周年記念式典」が行われた。

式典には鹿児島県・市東京事務所長や鹿児島のマスコミ各社、鹿児島の代表的

企業の東京支社長、県内各高校の関東同窓会長など多数、および、島津修久

鹿児島奨学会会長(代理忠裕氏)はじめ160人が出席して盛大に行われた。