渋谷鹿児島おはら祭(入学早々の新入生も東京のど真ん中・渋谷道玄坂で踊る)
★入舎早々の新入舎生もゴールデンウイークの夜は連日同学舎の3階大広間で渋谷鹿児島お
はら祭に備えて、おはら節・はんや節など鹿児島民遥と渋谷音頭の猛特訓である。5月中旬
には東京のど真ん中・渋谷道玄坂文化村通りの二十万人の大観衆の中で踊るのである。
これまで2回、審査委員長特別賞受賞の実績もあり、来年に向けて一層熱が入る。
バーベキュー大会(父母やOB、地域の方々からの差し入れで一層盛り上がる)
★1学期末の土曜日、自顕流道場やテニスコートの広い構内で、BBQ大会が行われる。父母
やOBからの差し入れ、同学舎の畑で獲れた西瓜やトウモロコシ、買出し担当の2年生、炭
火起こしの1年生、肉や野菜の焼き上げ配膳の3年生、お客様や大先輩を接待する4年生夫々
に忙しく、楽しく、たっぷり飲食して、幅広い交流と会話が弾む社会人実地教育。
スポーツ合宿
(父母やOBの寄付で秋の山中湖畔スポーツアリーナでスポーツやクイズを満喫)
★毎秋、早朝、同学舎から貸切バスで一路高速を通り山梨県山中湖に一泊二日の旅。途中、
上級生が作った英語・数学・理科の問題、郷土鹿児島の歴史・文化・産業・観光クイズを三
班対抗戦で競い、目的地アリーナでは、バスケット・フットサル・ドッジボールで戦い、帰
途でも総仕上げのクイズ対抗で熱戦を繰広げ、帰舎後は祝勝・残念会で盛上りは最高潮。
舎友会総会(毎年10月、90歳のOBから舎生まで一体となっての異年齢交流会)
★薩摩の「郷中教育」を幅広く「縦の異年齢教育」と解釈して使わせてもらえば、同学舎の
舎友会はまさに典型的な郷中教育である。
★毎年10月中旬の土曜日に開催される舎友会は、90歳を超えた大先輩から今春卒業したば
かりの若手OBや20歳前後の舎生まで、100人近くが集まり、若手OBの研究発表、時
局や郷土史講演、現役舎生の活動報告を聞き、そのあと、薩摩の飲物食物を嗜みながら老若
OB現役舎生混同のテーブルに分かれ、歳の差を忘れ丁々発止談論風発、活発に議論。その中
で若者達は先輩の経験や反省や苦労話や挫折談から、貴重な知恵やアドバイスを修得、人生
の厳しさと志の大切さを学ぶ。先輩達は舎生のスポーツ合宿費をカンパして激励。